白い人 遠藤周作 / 1955年 / 小説 ハッピー度 15/100 あらすじ(結末の手前まで)第二次世界大戦中、ドイツ軍に占領されたフランスのリヨン。少年のころから他人を苦しめることに歪んだ喜びを覚えてきた「私」は、ゲシュタポに協力し、レジスタンスの神学生ジャックの尋問を担当する。結末のネタバレ ナチスに協力する青年は、神学生ジャックの信仰と善意の裏にある偽善を暴こうとし、拷問や恋人マリー・テレーズへの脅迫を重ねる。追い詰められたジャックは自殺し、マリー・テレーズは狂気に陥る。だが、その結末を前に青年は悪の勝利を確信できず、それまでの自信を失い、自責の念に捉えられる。他者を破壊した結果が加害者自身にも返り、信仰と悪の問いを残して終わる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む