破船 吉村昭 / 1982年 / 小説 ハッピー度 15/100 あらすじ(結末の手前まで)山と海に囲まれた貧しい村で、九歳の伊作は年季奉公に出た父に代わり、母と弟妹の暮らしを支える。漁や山仕事を覚える一方、村人たちが「お船様」の到来を願う冬の塩焼きにも加わることになる。結末のネタバレ 漂着した船の死者から奪った赤い衣を分けた後、村で天然痘が広がる。伊作の妹は亡くなり、病にかかった母と弟もほかの患者たちと山へ追放され、伊作は一人残される。村人たちが暮らしを支える恵みと頼っていた船が、今度は家族と村を壊した。やがて三年の年季奉公を終えた父が帰ってくる。沖の舟から父を見つけた伊作は、惨状を知らせる苦しさに逃げたくなりながらも、浜へ舟を進める。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む