嗤う伊右衛門 京極夏彦 / 1997年 / 小説 ハッピー度 22/100 あらすじ(結末の手前まで)四谷怪談を下敷きにした長編。笑わない浪人・伊右衛門が民谷家に婿入りした相手の岩は、疱瘡で顔の半面が崩れていたが卑屈なところのない凛とした女で、二人は誤解や行き違いを重ねながら心を通わせていく。結末のネタバレ 四谷怪談を下敷きに、伊右衛門と岩の深い情愛を悲恋として描き直す。終盤、伊右衛門は蚊帳の中から梅を刺殺し、血まみれのまま「岩は俺が貰った」と不気味に嗤う。最後は蛇や鼠にまみれた二人の遺骸が並ぶ場面で、怪談ではなく純愛の果ての破滅として幕を閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む