シューマンの指 奥泉光 / 2010年 / 小説 ハッピー度 22/100 あらすじ(結末の手前まで)里橋優のもとに、高校時代の友人がピアノを演奏していたという便りが届く。彼は天才的な腕を持つ永嶺修人との出会いを思い返し、シューマンの音楽に満ちた学生時代を手記に書き始める。結末のネタバレ 優は手記の記憶をたどり直し、修人だけでなく別の真犯人と共犯者がいたという説明に行き着く。だが最後には優の妹の手紙が添えられ、手記を書いた兄自身が失踪していることが明かされる。妹は事件の真犯人に自供を求めるとともに、兄の部屋で防腐処理された指を見つけたと記す。それは優自身の指であり、修人の指をめぐって語られてきた手記の前提が再び覆る。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む