限りなく透明に近いブルー 村上龍 / 1976年 / 小説 ハッピー度 22/100 あらすじ(結末の手前まで)米軍基地のある東京・福生の町。若者のリュウは、仲間たちと、ドラッグやセックス、音楽に溺れる日々を送っている。基地の黒人兵たちとのパーティーも、繰り返される。リュウたちの部屋では、昼も夜もなく、乱れた時間が流れていく。結末のネタバレ 米軍基地の街・福生で、麻薬・乱交・暴力に明け暮れるリュウたち若者の退廃した日々が、破滅的なまま続いていく。仲間のリリーらとの空虚な関係や幻覚・自傷の果てに、リュウは夜明けの中で血のついたガラス片を見つめ、「このガラスみたいになりたい」と願う。砕けたガラスに「限りなく透明に近いブルー」を見出すという、退廃の底にかすかな明晰さがにじむ幕切れ。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む