満願 米澤穂信 / 2014年 / 小説 ハッピー度 24/100 あらすじ(結末の手前まで)弁護士の藤井は、学生時代に下宿していた畳屋の奥さん、鵜川妙子の世話になっていた。その妙子が、金貸しを殺した罪で起訴され、藤井は弁護を引き受ける。藤井にとって、妙子は、忘れられない恩人だった。結末のネタバレ 金貸し殺害で実刑判決を受けた畳屋の妻・鵜川妙子は、夫の病死後に控訴を取り下げ、静かに服役して刑期を終える。出所の挨拶に訪れた妙子に対し、弁護人だった藤井は、彼女の真の動機が「家宝の掛軸に返り血を浴びせて汚し、担保として奪われるのを防ぐこと」にあったと悟る。藤井の問いに妙子は微笑むだけで肯定も否定もせず、その執念が静かに余韻を残す。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む