号泣する準備はできていた 江國香織 / 2003年 / 小説 ハッピー度 40/100 あらすじ(結末の手前まで)恋愛、夫婦、家族の関係の中で、何かを失いかけている人々を主人公にした十二編の短編集。表題作では、満たされていた濃密な恋が、いつの間にか損なわれていく女性が登場する。結末のネタバレ 恋愛や夫婦・家族の機微を描く全12編の短編集。表題作は、満たされていた濃密な恋がいつしか損なわれ、淋しさに包囲されていく女性の心情を静かに描く。各編に通底するのは「喪失の予感」で、人はあらかじめ予感していたものを失っていくという感覚。劇的な救いはなく、淡く切ない喪失の余韻を抱えたまま終わる、静謐で寂しい読後感の連作。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む