狂人日記 魯迅 / 1918年 / 小説 ハッピー度 33/100 あらすじ(結末の手前まで)ある夜、月の光を見て、「おれ」は気分が冴え渡る。三十年あまり、月を見ていなかったと思う。道行く人々が自分を見る目つきがおかしいと感じ、日記に書き留める。犬までが、自分をじろじろ見ているような気がする。結末のネタバレ 被害妄想に陥った「おれ」は、周囲の人々が自分を食おうとしていると怯え、四千年続く食人の歴史に自分も加担してきたかもしれないと絶望する。日記は「子供を救え……」という叫びで閉じられるが、冒頭の枠物語では彼が既に病から回復してある地方の官吏候補となっていたことが示される。旧社会の暗喩としての狂気と、未来への一縷の望みが併存する。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む