芋虫 江戸川乱歩 / 1929年 / 小説 ハッピー度 3/100 あらすじ(結末の手前まで)戦争で両手両足を失い、耳も聞こえず、口もきけなくなった須永中尉が、妻の時子に世話をされながら暮らしている。軍人としては英雄として扱われ、勲章を与えられているが、生活のすべてを妻に頼っている。結末のネタバレ 戦争で四肢を失い視覚・聴覚・言葉も奪われ芋虫のようになった夫・須永中尉を、妻の時子は嗜虐的にいたぶることに快感を覚えていく。ある夜エスカレートした時子は夫の両目を潰してしまい、後悔して詫びるが、夫は柱に「ユルス」と書き残し、芋虫のように這って古井戸へ向かいそのまま身を投げて死ぬ。極限の身体的・精神的責め苦の果てに夫が自ら死を選ぶ、グロテスクで救いのない結末。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む