裸の王様 開高健 / 1957年 / 小説 ハッピー度 70/100 あらすじ(結末の手前まで)子ども向けの画塾を開いている「僕」は、小学校教師の山口から、教え子の大田太郎に絵を教えてほしいと頼まれる。太郎は、人間の姿のない、型にはまった絵しか描けない子どもだった。結末のネタバレ 主人公は児童画コンクールの審査会場で、応募作が大人好みに描かされた既製品ばかりで子供の現実が出ていないと批判する。そして名を伏せて、自分の画塾に通う大田太郎が自由に描いた「裸の王様」(ちょんまげにふんどし姿の王様がお濠端を歩く絵)を審査員たちに突きつけ、それが審査会主催者である大田氏の息子の絵だと明かす。気まずい空気のなか主人公は大田に目礼して退場し、抑圧されていた子供の生命力が解放された痛快さで物語は閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む