輝ける闇/夏の闇/花終る闇(闇三部作) 開高健 / 1968年 / 小説 ハッピー度 18/100 あらすじ(結末の手前まで)新聞社の特派員として南ベトナムに渡った「私」が、政府軍やアメリカ軍の作戦に同行し、戦場の兵士や村人を見つめる。続く二作は、その戦場体験を経た男が、帰国後に抱える空虚を追う。結末のネタバレ 第一作『輝ける闇』ではベトナム戦争に従軍した「私」が激戦を奇跡的に生還し、第二作『夏の闇』では戦場で自己を見失った男がヨーロッパで女と倦怠の日々に沈むが、最後は女の引き留めを振り切り再び戦場へ戻る決意を固める。第三作『花終る闇』は地獄を見た男の孤独と魂の救済を描こうとしたが、開高健の死により未完のまま終わった。三部作全体に救いも決着もなく、闇への回帰と中絶が刻まれている。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む