乱反射 貫井徳郎 / 2009年 / 小説 ハッピー度 13/100 あらすじ(結末の手前まで)新聞記者の加山聡は、幼い息子の健太を、街路樹の倒壊事故で失う。倒れた木の下敷きになったのだった。加山夫妻は、突然の死を受け入れられず、誰かの責任を問わずにはいられなかった。聡は、事故の原因を調べはじめる。結末のネタバレ 見知らぬ大勢の人々のささやかなルール違反やモラル違反が連鎖し、その結果として倒れた街路樹の下敷きになり2歳の幼児・健太が死ぬ。父で新聞記者の加山聡は原因を辿るが、関与した誰もが「これくらい」と悪意なく振る舞っただけで法的責任も罪の意識もなく、誰一人裁かれず謝罪もしない。加山は怒りの矛先を失い、自分自身も同種の小さな違反を犯してきたと気づいて慄然とする。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む