真空地帯 野間宏 / 1952年 / 小説 ハッピー度 13/100 あらすじ(結末の手前まで)戦時中の日本。窃盗の濡れ衣で軍刑務所にいた木谷一等兵が、二年ぶりに原隊へ戻ってくる。兵営は、上官の暴力と、古参兵の私刑が横行する場所だった。木谷は、自分を陥れた者が誰なのか、探りはじめる。結末のネタバレ 窃盗の濡れ衣で軍刑務所に送られていた木谷一等兵は出獄して原隊に戻り、自分を陥れた者の正体を探る。人事係の利沢が賄賂と引き換えに木谷を身代わりの戦地要員に仕立てた真相を知った木谷は激昂して将校に殴りかかり、夜の脱走も試みるが、結局すし詰めの輸送船で戦場へと送られていく。軍隊という非人間的な「真空地帯」の構造は崩れぬまま閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む