草之丞の話 江國香織 / 1989年 / 小説 ハッピー度 68/100 あらすじ(結末の手前まで)十三歳の「僕」の前に、ある日、草之丞という男が現れる。彼は侍の幽霊で、女優をしている母と暮らし、僕の父でもあった。僕は半年ほどのあいだ、母と草之丞との三人で過ごす。結末のネタバレ 女優の母と侍の幽霊・草之丞の間に生まれた中学一年の「僕」は、五月から十二月にかけて父草之丞と過ごす小さな疑似家族の幸せを知る。やがて別れのときが訪れ、息子が立派に育ってもう案ずるに及ばないという安心から、幽霊の父草之丞は静かに姿を消す。父を見送った母と僕は寂しさを抱えつつ、温かな記憶を胸に前を向いて終わる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む