デューク 江國香織 / 1989年 / 小説 ハッピー度 74/100 あらすじ(結末の手前まで)長く一緒に暮らした愛犬を亡くした二十一歳の「私」は、泣きながら出勤の電車に乗っている。見知らぬ少年が席を譲ってくれ、声をかけてくれる。その日は、仕事も手につかないまま、少年と並んで街を歩くことになる。結末のネタバレ 愛犬デュークを亡くして泣きながら出勤する二十一歳の「私」は、電車で出会った白いポロシャツの優しい少年と一日を共に過ごし、プールや美術館や落語を楽しんで悲しみが和らぐ。別れ際、少年はキスして「僕もとても、愛していたよ」と告げ、「私」は彼が死んだデュークの化身だったと気づく。「それだけ言いに来たんだ。じゃあね。元気で」と少年は去り、喪失の悲しみが温かな別れへと昇華される。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む