或る「小倉日記」伝 松本清張 / 1952年 / 小説 ハッピー度 24/100 あらすじ(結末の手前まで)幼いころから体に障害があった田上耕作は、母のふじに支えられて育つ。ある日、森鷗外が小倉に滞在した時期の日記が失われていると知り、鷗外の足跡を調べて歩くことを、自分の一生の仕事にしようと決める。結末のネタバレ 身体に障害を抱える田上耕作は、森鷗外が小倉に赴任した三年間の足跡を再現することに生涯を捧げ、貧困と偏見の中で散逸した資料を執念で追い求める。だが志半ばで衰弱して死ぬ。その数か月後、失われたはずの鷗外の「小倉日記」原本が鷗外の遺族のもとから完全な状態で発見される。「この事実を知らずに死んだのは、不幸か幸福か分らない」と結ばれる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む