太陽黒点 山田風太郎 / 1963年 / 小説 ハッピー度 12/100 あらすじ(結末の手前まで)昭和三十年代後半の東京で、苦学生の鏑木明はアルバイト先の屋敷を訪れ、社長令嬢の多賀恵美子と出会う。恋人の容子がいる明は、自分とは違う裕福な若者たちの暮らしに触れ、上流社会へ近づこうとする。結末のネタバレ 容子は明の借金を返すため売春に追い込まれ、その写真を杉麻子が作ったと思い込んだ小田切は、麻子を車で轢き殺した後に自殺する。若者たちの関係を操っていたのは山瀬だった。戦争で進学を断念し、特攻隊員の友を失った彼は、戦後の繁栄を享受する人々への復讐を企てていた。第一次大戦前の国家間の関係を人間関係に移し替え、自ら手を下さず殺人を引き起こした仕組みが明かされる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む