脱走と追跡のサンバ 筒井康隆 / 1971年 / 小説 ハッピー度 12/100 あらすじ(結末の手前まで)主人公は恋人の正子に誘われてボートに乗り、下水を抜けた先で元とは違う世界へ入り込む。そこでSF作家として暮らし始めるものの、この世界から逃れようとすると、私立探偵に尾行されていることに気づく。結末のネタバレ 追跡を依頼していた会社の社長は、主人公の恋人・正子だった。主人公は正子と尾行者を伴ってマンホールを下り、ボートで元の世界へ戻ろうとする。しかし、自分を中心とする世界を成立させるには二人の存在が邪魔だと考え、二人を殺してしまう。情報や時間や空間から逃げ出そうと重ねた試みは、他者の排除へ行き着く。エピローグでは本当に二人を殺したのか確かめようとし、終わりなく続く独白に入る。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む