ミーナの行進 小川洋子 / 2006年 / 小説 ハッピー度 73/100 あらすじ(結末の手前まで)一九七二年、中学入学を控えた朋子は、母のもとを離れ、芦屋の伯父の洋館で、一年間を過ごすことになる。そこには、病弱で本好きの従妹ミーナと、コビトカバのポチ子がいた。結末のネタバレ 1972年、芦屋の伯父の洋館で過ごした一年の終わりに、一家に愛されたコビトカバのポチ子が老衰で静かに息を引き取り、それと並行して喘息持ちの少女ミーナは健康を取り戻し、自分の足で歩み始める。数十年後を語るエピローグでは、あの壮麗な洋館はすでに取り壊されているが、ミーナは祖母の故郷ドイツのケルンに移り住んで生き続けており、大人になった朋子が一年の記憶を慈しみながら振り返る。一つの時代の終わりと別れを描きつつ、登場人物それぞれの人生が続いていく温かな結末である。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む