行人 夏目漱石 / 1913年 / 小説 ハッピー度 22/100 あらすじ(結末の手前まで)東京に暮らす二郎は、用事で大阪を訪ね、そこで友人の三沢や、兄の一郎夫婦と会うことになる。大学教授の兄は、妻の直の心がつかめず、神経を病んでおり、二郎は兄夫婦の間に流れる冷えた空気を目の当たりにする。結末のネタバレ 学者の長兄・一郎は妻・直の心をどうしても信じきれず、知性ゆえの孤独と猜疑に苦しみ続ける。物語は弟・二郎ではなく友人Hが一郎を旅に連れ出し、その道中の一郎の様子を綴った長い手紙のまま唐突に終わり、一郎の魂の救済は果たされない。夫婦の断絶も一郎の苦悩も解決されないまま、書簡体で宙づりに閉じられる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む