李陵 中島敦 / 1943年 / 小説 ハッピー度 22/100 あらすじ(結末の手前まで)前漢の武帝の時代。名将・李広の孫にあたる騎都尉は、主力軍の補給役を命じられたが、自ら願い出て、わずか五千の歩兵で匈奴の領地に深く入る。数万の敵に囲まれ、救援も来ないまま、奮戦を続ける。結末のネタバレ 匈奴に降った李陵は武帝に一族を皆殺しにされ、帰国の道を断たれて胡地にとどまり、やがて異郷で客死する。一方、節を屈しなかった蘇武は十九年の抑留の末に堂々と漢へ帰国し、司馬遷は宮刑の屈辱に耐えて『史記』を完成させる。運命に翻弄された三者の生き様が対比のうちに閉じられる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む