俘虜記 大岡昇平 / 1948年 / 小説 ハッピー度 42/100 あらすじ(結末の手前まで)1944年、召集されてフィリピンのミンドロ島に派遣された「私」は、マラリアにかかって部隊から取り残され、山中を一人でさまよう。やがてアメリカ兵と遭遇し、捕虜となる。結末のネタバレ マラリアで部隊から取り残された「私」は山中で米兵と遭遇するが撃たず、まもなく捕虜となってレイテ島の収容所に送られる。すでに軍隊の規律も日本軍精神も崩れた収容所で、通訳という中間的立場から捕虜たちの卑小さや生への執着を冷徹に観察し続け、戦争が終わって生きて日本へ帰還する。英雄的な決着や救済はなく、極限下の人間の実相を見届けた記録として閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む