晴子情歌 高村薫 / 2002年 / 小説 ハッピー度 45/100 あらすじ(結末の手前まで)マグロ漁船に乗る青年・福澤彰之のもとに、母の晴子から、長い手紙が届き始める。手紙には、晴子の生い立ちから、青森の旧家・福澤家に嫁ぐまでの半生が、細かな筆致でつづられていた。結末のネタバレ マグロ漁船に乗る息子・福澤彰之のもとへ、母・晴子から長大な手紙が届きつづける。手紙には、本郷の下宿屋に生まれた晴子が青森の旧家・福澤家へ嫁ぐまでの半生と、その両親の生が綴られる。劇的な事件は起こらず、母の語りと息子の現在が交錯しながら大正・昭和の世相が立ち上がる。彰之は人が生き死にすることの意味を静かに見つめていく。明快な決着を持たない、言葉の手触りそのものを味わわせる瞑想的な幕切れ。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む