楼蘭 井上靖 / 1958年 / 小説 ハッピー度 28/100 あらすじ(結末の手前まで)表題作の舞台は、シルクロードの西域にあった小さなオアシスの国で、漢と匈奴という二つの大国に挟まれ、どちらに従うかで命運を左右される。ほかに西域や中国の歴史に取材した短編を収める。結末のネタバレ 表題作は、大国・漢と遊牧民・匈奴に挟まれた西域の小国・楼蘭の興亡を描く。匈奴の劫掠に脅かされた楼蘭は、漢の庇護と引き換えに祖先の地を棄て、南方の新都・鄯善へと移る。六百年の時が流れ、鄯善の若き武将が祖先の地・楼蘭を奪回しようと進撃するが、そこに見たのは砂漠の砂ばかりだった。歴史に消えた幻のオアシス都市の哀感が、西域歴史短編集全体を貫く。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む