冗談 ミラン・クンデラ / 1967年 / 小説 ハッピー度 22/100 あらすじ(結末の手前まで)一九五〇年代、共産主義体制下のチェコスロバキア。大学生のルドヴィークは、恋人にあてた絵葉書に、党を茶化す一文を書いたことで、党を除名され、大学を追われる。恋人とは、離れて過ごしていた時期だった。結末のネタバレ 学生時代に絵葉書の冗談一つで人生を破壊されたルドヴィークは、十数年後、自分を党から追放した男ゼマーネクへの復讐として、その妻ヘレナを誘惑し弄ぶ。だが復讐は実を結ばず、ゼマーネクはとうにヘレナに飽きて離婚を望んでおり、絶望したヘレナの自殺未遂も下剤の誤飲による滑稽な失態に終わる。誰も過去の不正を償わず、すべては忘却に流され、ルドヴィークの壮大な復讐劇は無意味な「悪趣味な冗談」へと崩れ落ちる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む