石の来歴 奥泉光 / 1994年 / 小説 ハッピー度 14/100 あらすじ(結末の手前まで)フィリピンの戦場から帰還した真名瀬剛は、古書を扱う仕事で暮らしを立て、家庭を持つ。戦地である上等兵から聞いた石の話を忘れられず、身近な岩石の収集に没頭するようになり、長男もその趣味に関心を寄せる。結末のネタバレ 真名瀬剛の長男が殺され、妻は精神を病んで家を離れる。次男も過激な学生運動に関わって人を殺し、逃亡中に剛のもとへ帰るが、後に死ぬ。剛は戦地の上等兵に関する記憶の欠落を抱え、長男が死んだ採石場跡を訪れる。その奥は戦地レイテ島の洞窟へつながり、剛は上等兵と再び向き合う。夢と現実、戦地と現在の境界が重なったまま終わり、長男殺しの犯人は明確には断定されない。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む