球形の荒野 松本清張 / 1960-1961年 / 小説 ハッピー度 50/100 あらすじ(結末の手前まで)奈良の唐招提寺を訪れた芦村節子は、寺の芳名帳に、終戦の頃に亡くなったはずの叔父、外交官の野上顕一郎の筆跡を見つける。節子の話に、野上の娘久美子の恋人である新聞記者の添田彰一が、疑念を抱く。結末のネタバレ 死んだはずの外交官・野上顕一郎に似た筆跡をきっかけに、戦時中の終戦工作と、彼が死を偽装して海外で生きてきた事実が浮かび上がる。家族を見たいと帰国した野上の周囲では、秘密をめぐって殺人も起きる。最後に野上は娘の久美子と会うが、父とは名乗らず、幼い頃を思わせる童謡を歌って聞かせる。父娘は短い出会いを果たしても、家族として再び共に暮らすことなく別れる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む