櫻の樹の下には 梶井基次郎 / 1928年 / 小説 ハッピー度 50/100 あらすじ(結末の手前まで)語り手の「俺」が、「お前」に向かって、満開の桜は恐ろしいほど美しいと話しはじめる。信じられないほどの美しさに不安を覚えた「俺」は、その不安がどこから来るのかを、思いつくままに語っていく。結末のネタバレ 「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」と語り手の〈俺〉が〈お前〉に語りかける掌編。満開の桜の不気味なまでの美しさに不安を覚えた〈俺〉は、その下に屍体が埋まり腐汁を吸って咲いていると想像することで初めて心の均衡を取り戻すと説く。最後に〈俺〉は産卵を終えて死んだ親かげろうのそばで元気に生まれた子かげろうを見つめ、生と死・美と醜の表裏一体を見据えて、ようやく不安から自由になる心境を語って終わる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む