高い城の男 フィリップ・K・ディック / 1962年 / 小説 ハッピー度 50/100 あらすじ(結末の手前まで)第二次世界大戦で枢軸国が勝利し、アメリカがドイツと日本に分割された世界。サンフランシスコの日本人たちは骨董品のアメリカ美術に熱を上げ、人々の間では、連合国が勝った世界を扱った禁書『イナゴ身重く横たわる』が読まれている。結末のネタバレ 枢軸国が第二次大戦に勝利し米国が独日に分割された世界で、人々は連合国が勝った別世界を描く禁書『イナゴ身重く横たわる』に惹かれている。その作者アベンゼン(高い城の男)を訪ねたジュリアナは、彼が易経の託宣に従って書いたと知り、自ら易を立てて「『イナゴ』に描かれた連合国勝利の世界こそが真実だ」という啓示を得る。彼女はアベンゼンに礼を言って邸を去り、読者が読んできた枢軸勝利の世界が虚偽であると暗示して物語は閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む