母性 湊かなえ / 2012年 / 小説 ハッピー度 52/100 あらすじ(結末の手前まで)女子高校生が、自宅の庭で倒れているのが見つかる。母親は「愛能う限り大切に育てた娘が、なぜ」と語る。母の手記と、娘の回想が、同じ出来事を別々の立場から語りはじめる。結末のネタバレ 母ルミ子は実母から受け継いだ「母の代わりに娘を愛せ」という呪縛に囚われ、娘清佳より自分の母を優先し続け、火事の際も娘でなく母を救おうとするなど真の母性を持てぬまま描かれる。追い詰められた清佳は首吊り自殺を図るが一命をとりとめ、後に恋人と結ばれて妊娠する。語り手の女性教師の正体は妊娠中の清佳本人であり、ルミ子とも和解し、自分が母に求めた愛を生まれ来る子に与えたいと願って物語は新たな命へと託される。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む