順列都市 グレッグ・イーガン / 1994年 / 小説 ハッピー度 52/100 あらすじ(結末の手前まで)人間の意識をコンピュータ上に複製できるようになった近未来、技術者のポール・ダラムは、自分のコピーを作って実験を重ねる。富豪のマリアもまた、コンピュータの中に永続する世界を作ろうとしていた。結末のネタバレ 富豪マリアと自殺願望のあるダラムが立ち上げたコンピュータ内宇宙「エリュシオン」は、自己組織化する塵理論の論理で永続するはずだったが、内部で進化させた人工生命の宇宙(オートヴァース)のラムベルト人が自分たち独自の宇宙論を確立したことで、その整合性が「不死の都市」を上書きし崩壊させる。住人たちは無数の新たな分岐宇宙へと逃れ、マリアは目覚めた後あらたな宇宙でその根本法則を探究することを誓い、不死そのものが永遠の安定ではなく終わりなき逃走であることが示される。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む