桜の森の満開の下 坂口安吾 / 1947年 / 小説 ハッピー度 12/100 あらすじ(結末の手前まで)鈴鹿峠に住む山賊の男は、花盛りの森の下を通ると気が変になりそうな恐怖に襲われるため、花の季節にはその道を避けている。ある日、旅人を襲い、連れの美しい女を奪って家に連れ帰る。結末のネタバレ 桜の森を恐れる山賊の男は、奪ってきた美しく残酷な女に魅入られて言いなりになり都で殺生を重ねるが、女を背負って満開の桜の下を通ったとき、女が首を絞めてくる鬼の老婆に変わる。男は必死に鬼を絞め殺すが、我に返ると殺したのは女自身で、その死体も触れた手も次第に桜の花びらに変わって消えていく。あとには花びらと冷たい虚空だけが残る、幻想的で孤独な結末となる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む