鼻 芥川龍之介 / 1916年 / 小説 ハッピー度 62/100 あらすじ(結末の手前まで)池の尾の寺に住む僧・禅智内供は、顎の下まで垂れる長い鼻を気にしていないふりをしながら、人目を避け、鼻を短く見せる工夫を重ねている。ある日、弟子の僧が、短くする方法があると持ちかける。結末のネタバレ 長い鼻を恥じる僧・禅智内供は、弟子の助けで鼻を熱湯で茹で踏ませて短くすることに成功するが、かえって以前より人々に笑われてしまう。ある朝、鼻が一夜のうちに元の長さに戻っているのに気づくと、内供は短くなった時と同じ晴れ晴れした心持ちが戻ってくるのを感じる。他人の不幸を喜ぶ「傍観者の利己心」を皮肉りつつ、元に戻って安堵する内供の姿で軽妙に幕を閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む