聖家族 堀辰雄 / 1930年 / 小説 ハッピー度 33/100 あらすじ(結末の手前まで)師の九鬼を亡くした青年・河野扁理は、九鬼の葬儀で、九鬼と親しかった細木夫人と、その娘の絹子に出会う。扁理は、母娘の双方に惹かれていき、絹子へのほのかな思いを自覚していく。結末のネタバレ 師・九鬼を亡くした青年・河野扁理は、九鬼と縁のあった細木夫人とその娘・絹子に惹かれながらも、踊り子との偽りの恋に逃げ込んで心を消耗する。扁理は一年ほどの旅に出るが、都会が遠ざかるほど胸の中で絹子の面影がふくらみ、自分の内に死んだ九鬼が生き続け今なお自分を支配していることに気づかされる。愛は成就せず、死者の影が生者を縛ったまま物語は閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む