東京島 桐野夏生 / 2008年 / 小説 ハッピー度 50/100 あらすじ(結末の手前まで)四十代の清子は、夫とのクルーズ旅行の最中に嵐に遭い、無人島に漂着する。夫と二人の島の暮らしに、やがて日本の若者たちや外国人の男たちが流れ着き、清子は島にただ一人の女となる。結末のネタバレ アナタハン島事件を下敷きに、無人島に漂着した男たちと唯一の女・清子を描く。男たちの欲望と権力争いの渦中で清子は出産し、双子のうち女児を連れ、仲間割れした中国人・フィリピン人らとともに島を脱出する。遭難したと思われていた清子は数年後に日本へ帰り着き、占い師となっている。一方、双子の男児を含む残された者たちの島は、新たな小国家のように営みを続けていた。サバイバルを勝ち抜いた女の、皮肉と生命力の入り混じる幕切れ。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む