大つごもり 樋口一葉 / 1894年 / 小説 ハッピー度 62/100 あらすじ(結末の手前まで)奉公先の山村家で働くお峰は、育ててくれた伯父が病床にあり、一家が借金に追われていると知る。大晦日までに金を工面しなければならないお峰は、奥様に前借りを頼むが、断られてしまう。結末のネタバレ 奉公先の山村家に金策を断られたお峰は、病床の伯父一家を救うため掛硯の二十円から二円を盗み、受け取りに来た幼い従弟に渡す。決算の日、引き出しの金が消えていたが、そこには勘当同様だった放蕩息子・石之助がすべて持ち出したという受取書だけが残されていた。石之助はお峰の盗みに気づいた上で罪をかぶり、彼女を窮地から救ったのか――作者は明言せず、貧者への思いがけない救いの余韻を残して物語は閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む