異類婚姻譚 本谷有希子 / 2015年 / 小説 ハッピー度 40/100 あらすじ(結末の手前まで)結婚して数年になる妻は、自分の顔が夫に似てきたことに気づく。家でくつろぐ夫をよく見ると、目や鼻の位置まで崩れているように見える。夫婦として平穏に暮らしているはずの日常に、小さな違和感が積み重なる。結末のネタバレ 夫は妻の容姿や話し方をまねるようになり、二人の境目は曖昧になる。妻が、夫の姿を保たず好きな形になればよいと言うと、夫は山芍薬に変わる。翌朝、妻は山へ行き、紫の竜胆の隣にその花を植える。翌年の晩春に訪ねると、白い花を咲かせている。しかし山芍薬と竜胆が互いに似ていることに気づいた妻は寒気を覚え、逃げるように山を下りる。夫は人の姿には戻らない。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む