私本太平記 吉川英治 / 1958-1961年 / 小説 ハッピー度 55/100 あらすじ(結末の手前まで)鎌倉幕府の力が衰えた鎌倉末期、のちに足利尊氏と名乗る高氏は、北条氏に従う足利家の御家人として生きている。後醍醐天皇がひそかに進める倒幕の動きが、高氏の周りにも及びはじめる。結末のネタバレ 足利尊氏(高氏)を軸に、鎌倉幕府の倒壊、建武の新政、南北朝の分立と湊川の戦いを描く。終章では尊氏の死後、京の職屋敷で覚一検校ら盲人たちが琵琶供養を営み、問答で尊氏の生涯と世評を語り合う。楠木正成の妹・卯木の子の観世清次が、正成の面影を写した尉の面をつけて手向けの能を舞う。敵も味方もない鎮魂の音のなか、夜明けの小鳥の声で物語は閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む