マイナス・ゼロ 広瀬正 / 1970年 / 小説 ハッピー度 64/100 あらすじ(結末の手前まで)空襲下の一九四五年、少年の浜田俊夫は隣人の伊沢から、十八年後に家へ戻るよう頼まれる。一九六三年に約束を果たした俊夫の前へ、当時と同じ若い姿の伊沢の養女・啓子が現れる。結末のネタバレ 過去に取り残された俊夫は戦争と復員を経て美子と結婚し、及川姓を名乗って、一九六三年に若い自分を迎える立場となる。最後に美子の記憶が戻り、彼女が時間旅行で過去へ来た啓子だったと判明する。啓子は俊夫との子を産んで孤児院へ預け、その子が育って伊沢家の養女・啓子となっていた。俊夫と啓子の出会いは、啓子自身の誕生へつながる時間の循環を形作り、夫妻の来歴が明らかになる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む