細雪 谷崎潤一郎 / 1943-1948年 / 小説 ハッピー度 38/100 あらすじ(結末の手前まで)昭和十年代の大阪船場。かつての旧家、蒔岡家の四姉妹のうち、長女夫婦は東京へ移り、次女夫婦が三女の雪子と四女の妙子の面倒を見ている。年頃を過ぎた雪子の縁談は、見合いを重ねても決まらない。結末のネタバレ 大阪船場の旧家・蒔岡家の四姉妹のうち、内気な三女・雪子の縁談が何年も難航した末、ようやく相手が決まり婚礼に向かう。だが雪子は晴れの日を前にしても浮かず、東京へ向かう列車の中でも下痢が止まらないという描写で物語は閉じる。奔放な四女・妙子は身分違いの男との間に死産を経験し、別の男と所帯を持つ。華やかな関西の旧家文化の緩慢な衰退を背景に、慶事のはずの結末がどこか不穏で寂しい余韻を残す。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む