飽くなき地景 荻堂顕 / 2024年 / 小説 ハッピー度 35/100 あらすじ(結末の手前まで)土地開発と不動産事業で財を成した旧華族の烏丸家に生まれた治道は、東京の景観を変える家業に関心が持てない。幼いころから祖父の持つ無銘の日本刀に魅せられ、その美しさに心を向ける。結末のネタバレ 治道は、一族の守り刀として保存に人生を捧げてきた粟田口久国の無銘の刀が、写しだったと知る。家庭を放棄し、理解者だった愛人とも別れ、兄の不祥事をもみ消すために大学時代からの盟友との関係まで代償にする。多くの関係を失った末、兄が汐留に建てた高層ビルを見た治道は、自分が刀剣に求め続けた美をそこに見いだす。迷いから抜け切ったとはいえないまま、前へ進む気持ちになる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む