春雨物語『二世の縁』 上田秋成 / 江戸後期(1808頃)年 / 小説 ハッピー度 28/100 あらすじ(結末の手前まで)江戸後期の短編。豪農が、夜中に畑の下から響くかすかな鉦の音に気づく。翌朝、下男に掘らせると、土の中から、鉦を手にしたまま座る、即身仏になろうとしたらしい僧のミイラが現れる。結末のネタバレ 豪農が畑から、即身仏になろうとした高僧のミイラ(鉦を打ち続けていた)を掘り出して温めると、僧は蘇生する。だが生前の記憶も悟りもなく、粗野で怪力なだけの別人で、後家と結婚して力仕事をして暮らす。即身成仏の尊厳を期待した人々は失望し、仏法への信心を捨てる者が続出する皮肉な幕切れとなる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む