テスカトリポカ 佐藤究 / 2021年 / 小説 ハッピー度 18/100 あらすじ(結末の手前まで)メキシコの麻薬密売人バルミロ・カサソラは、組織の抗争で追われる身となり、国外へ逃れる。やがて日本で、臓器売買をもくろむ闇医師の末永と出会う。二人は、川崎を拠点にしようと考える。結末のネタバレ 麻薬王バルミロと闇医師・末永が川崎で立ち上げた臓器(心臓)密売ビジネスは、内部抗争と捜査の網の中で破綻し、悪党たちは互いに殺し合って滅びていく。野生の戦士として覚醒した少年コシモは、自分を造り上げた「創造主」バルミロと対峙し、アステカの神テスカトリポカの化身さながらに決着をつけ、バルミロは神話的な生贄のように死を遂げる。生き延びたコシモは後にナイフ職人パブロの娘に金とペンダントを託すが、バルミロに刷り込まれたアステカ信仰を捨てきれておらず、その後の運命は希望とも破滅とも取れる余韻を残して幕を閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む