乳と卵 川上未映子 / 2007年 / 小説 ハッピー度 67/100 あらすじ(結末の手前まで)豊胸手術に取り憑かれた巻子は、娘の緑子を連れて、東京に住む妹の家に泊まりに来る。緑子は初潮を前に、母と口をきかなくなり、筆談だけで会話をしている。妹で語り手の夏子は、二人を迎える。結末のネタバレ 豊胸手術に取り憑かれた巻子と、初潮を前に女性性を拒んで母と筆談しか交わさない娘・緑子。東京での息詰まる三日間の末、台所で生卵を互いに叩きつけぐちゃぐちゃになりながら母娘が初めて本音をぶつけ合い、張り詰めた関係がほどける。明確なハッピーエンドではないが、この母子はおそらく大丈夫だろうと思わせる和解の余韻で閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む