ドグラ・マグラ 夢野久作 / 1935年 / 小説 ハッピー度 18/100 あらすじ(結末の手前まで)九州帝国大学の精神病院の一室で、記憶を失った青年が目を覚ます。法医学者の若林博士が現れ、青年に自分が誰かを思い出させようと、数々の古い資料を差し出す。青年は渡された資料を、最初から読み始める。結末のネタバレ 記憶を失い精神病院の独房で「ブーン」という時計の音とともに目覚めた青年が、自分が誰かを探って大量の資料を読み解くうち、自分こそ許嫁を殺した呉一郎ではないかという疑いに行き着く。物語は明確な解決を与えず、冒頭と同じ「ブーン」の音で円環状に閉じる構造を取り、青年が正気だったのか狂気の妄想の中にいたのかも確定しないまま読者を宙吊りにして終わる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む