葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午 / 2003年 / 小説 ハッピー度 56/100 あらすじ(結末の手前まで)何でもやってやろう屋を自称する成瀬将虎は、フィットネスクラブの後輩を通じて、悪徳商法の蓬莱倶楽部を調べる依頼を受ける。同じ頃、地下鉄で自殺を図った麻宮さくらを助け、彼女と親しくなる。結末のネタバレ 成瀬将虎は霊感商法・蓬莱倶楽部の詐欺を暴き、関係者を追い詰めて事件に決着をつける。最大の仕掛けは年齢の叙述トリックで、若々しく描かれてきた将虎と恋人「麻宮さくら」が実は高齢者であったことが終盤で明かされる。さくらの正体は死者の戸籍を乗っ取って生きてきた女性で、将虎もまた過去を抱えた老人であり、人生の晩年に芽生えた静かな情愛が描かれて閉じる。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む