虐殺器官 伊藤計劃 / 2007年 / 小説 ハッピー度 9/100 あらすじ(結末の手前まで)内戦やテロが相次ぐ近未来。米軍の特殊部隊に属するクラヴィス・シェパード大尉は、各地の虐殺の背後にいるとされるアメリカ人ジョン・ポールの暗殺を命じられる。クラヴィスは、任務のたびに、殺しに慣れていく自分に、違和感を覚えている。結末のネタバレ 米軍大尉クラヴィス・シェパードは、紛争地で虐殺を扇動するジョン・ポールを追い、彼が「虐殺の文法」という言語の力で内戦を誘発していたことを知る。クラヴィスは恋人となったルツィアごとジョン・ポールを射殺するが、その文法を自ら受け継ぎ、母国アメリカを内戦と虐殺へ陥れることを選んで物語は閉じる。世界に混沌を移し替える、暗い選択の結末である。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む