心淋し川 西條奈加 / 2020年 / 小説 ハッピー度 65/100 あらすじ(結末の手前まで)江戸の千駄木の一角にある心町には、流れの淀んだ心淋し川と古い長屋がある。針仕事をするちほや飯屋の主人ら、事情を抱えた住人たちは、差配の茂十に世話を焼かれながら日々を送っている。結末のネタバレ 最終篇で、茂十が心町に来たのは息子の仇である楡爺を見張るためだったと分かる。記憶の戻った楡爺は、茂十の息子に自分の息子を斬られ、その報復で相手を殺したと語る。二人が同じ喪失を抱えた父だと分かり、茂十の怒りに隠れていた悲しみがあふれる。その後、楡爺は亡くなる。茂十は、復讐のために住み始めた町で人々の世話をするうち、住人たちに日常へ戻してもらっていたと気づく。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む