花腐し 松浦寿輝 / 2000年 / 小説 ハッピー度 25/100 あらすじ(結末の手前まで)共同経営者に逃げられたデザイン事務所の栩谷は、資金繰りに困っている。金融業者の小坂から借金の代償として持ちかけられたのは、古いアパートに住む伊関を立ち退かせる仕事で、栩谷はその部屋を訪ねる。結末のネタバレ 栩谷は伊関の部屋で、彼が育てる幻覚性の茸やアスカの様子に接し、酒を飲むうちに火や腐敗の幻覚を見る。眠りから覚めると伊関とアスカはいなくなっており、栩谷は部屋を出る。階段では、十年前に溺死した恋人祥子の姿を窓越しに見る。外へ立ち去る代わりにその姿を追い、いったん下りた階段を二階へ戻ろうと最初の段に足をかけるところで終わる。栩谷の死は確定しない。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む