高瀬舟 森鴎外 / 1916年 / 小説 ハッピー度 44/100 あらすじ(結末の手前まで)京都の罪人を遠島に送る舟には、護送の同心がひとり同乗する。同心の庄兵衛は、弟殺しの罪で島送りになる喜助が、悲しげな様子もなく、晴れやかな顔をしているのを不審に思う。結末のネタバレ 弟殺しの罪で遠島となった喜助は、護送する同心・庄兵衛に、病苦から自ら喉を切った弟に剃刀を抜いてとどめを頼まれ、楽にしてやった経緯を静かに語る。財産も持たぬ身で島送りを「足るを知る」境地で穏やかに受け入れる喜助の姿に、庄兵衛は安楽死は罪なのかという疑問を抱えたまま、より上の者の判断に従うしかないと割り切れぬ思いを残す。 結末を見る(ネタバレ) 隠す Amazonで読む